「掃除と分類」物語<連載No.8>
「男と女」も三つに分けてみたら…
前回、2つだけの分類は問題で、2つしか考えられなければ「その他」をつけ加えれば良いことがわかった。
たしか茅野健の『創造性』という本だったが「なにか分類したいときに『その他』という項目を入れておくと便利だ。便利というより重要な創造につながることがある」とあった。
そうなると「男」「女」「その他」の3つに分けちまえ。
公衆浴場は明らかに「男」「女」が分かれている。もし、「女風呂に男が入ったら?」「男風呂に女が入ったら?」大変なことになる。しかし山奥の露天風呂などは混浴ということもある。
そうなると「男だけ」「女だけ」と、「その他」に相当する「男女共通」とに分けると良いと思う。
私は男は男らしく、女は女らしくが自然で良いと思うが、現実には「女らしい男」もいれば「男らしい女」もいる。最近は更衣室以外は、男と女がグチャグチャに混ざっていなくては怒られる時代になった。
職業名でも女子事務員募集などと書けないという。看護婦、保母などといってはいけないとか。
いつの間にかそんな法律ができてしまった。
そして今やジェンダーフリー教育というものがあるらしい。これに詳しい山谷えり子氏によると、これは男女平等とは違い男女の区別を差別とみなす特異な考え方があるという。これが教育現場にどんどん広げられているという。
「昨年も、沼津市内の9つの小学校が、五年生を対象にした校外学習行事で、男女の児童を一緒の部屋に宿泊させていたとか、ある高校では、体育の授業の着替えを男女同室でさせていたとか、全く常識では考えられないような事例が発覚している」という。
更衣室も分けるなとなると、会社の更衣室も男女共同になる。経費削減になり良いが、戦力になる女はみんなやめちまうと思う。
ジェンダーフリーが活発になり、スポーツ界で男女を分けないとすれば、いくら体重別か年齢別に分けたとしてもつまらんものになるだろう。
ところが女に詳しい渡辺淳一の書いたものによると、「男」と「女」はものの感じ方がものすごく違うという。
「人類」と「猿類」に分けるぐらい「男類」と「女類」の心の差はあるという。どっちが「猿類」に近いかは書いていなかったが。
同じ仕事を依頼しても女の心と男の心の違いをよく理解しなくてはいけないのだ。仕事上は男女差をつけてはならぬ。
一般に政財界のようなタテ社会においては男が活躍している。しかし、財布はガッチリ女が握っているようだ。だからデパートでは、一階の化粧品売り場のように女ものの売り場は多く、男ものの売り場は少ないのか…。











