万引防止との出会いで「気くばりミラー」のメーカーになりました

1978年のことでした。ディスプレイ用として作ってみた「不思議な回転ミラックス」がJAPAN SHOPで意外と売れました。
後で、恐る恐る回転ミラックスの取り付けられた現場を訪ねて、なぜ設置したのかを聞いたところ、なんと「万引防止に極めて効果がある」と言われたのです。
華やかなお店の裏では店主にとって万引に悩まされていた現場だったのです。
その縁から、さまざまな出会いがあり、看板業から「ゆっくり商品開発ができるメーカー」へと変身していくことができました。
航空機との出会い
1996年のことです。整備中の旅客機の客室を見せてもらいました。
そのときFFミラーを現場にいろいろ仮設置し、 客室サービスの責任者(技術者・客室乗務員)の意見を聞くことができました。
「旅客機に設置するには、クリアすべき課題がたくさんあります。しかし、航空機用のFFミラーができれば、まさに私共の10年来の悩みが解決できます。頑張って下さい」と言われ、この問題に真剣に取り組むようになりました。
航空機とのうれしい出会いでした。
コミーは少しずつですが、いろいろな業界の仕組みを学んできました。
しかし、航空業界は、 今までとは異なった世界でした。
安全を最優先する国際的な業界でした。
おかげ様で現在では、これらの課題を解決し、ボーイング社やエアバス社で本格採用となり、世界の航空機に設置されるようになりました。
そして、念願のアメリカやヨーロッパの特許も取得できました。
コミーの夢…
FFミラーAIRが世界の乗客にとって必需品となることです。
おかげ様でこの1年足らずの間だけでテレビ東京、NHKテレビ、読売テレビがFFミラーを取り上げてくれました。
JAL、ANA、SASの旅客機の多くにはすでに設置されています。
このエアラインを使う人は、手荷物入れの中をFFミラーAIRですぐ確認できるようになりました。
この便利さを全世界の乗客の人々が知ってくれることです。
そして、世界の新幹線やエレベータなどにもFFミラーが役立っていくことです。
万引問題解決に役立つヒントを提供し続け、長期的にはビジネスになることです。
多摩大学の北矢教授はその著書『日本を救うソシオ・ビジネス』で「本業を通じて社会貢献する企業」を「ソシオ・カンパニー」と定義しています。
今、社会問題化している万引問題の解決を、本気になって考えれば、いつの間にか社会の役に立ち、いろいろな情報も入ってきます。
そしていつの間にかビジネスになることを信じています。
今後も日々“出会いの喜び”“創る喜び”“信頼の喜び”を味わいながら生きていけたらと思います。
会社設立31年。
「PLAN」→「DO」→「SEE」のサイクルと同じように、コミーは「出会い」→「創る」→「信頼」と喜びのサイクルを回していけたらと思います。
ビジネスの基本は“役に立ってお金をいただくこと”だと思います。
コミーは「役に立っているだろうか?」「役に立つにはどうすればいいか?」を真剣に考え続けています。
皆様のアドバイスをいただければと思います。
2004年4月











